賢いエアコンの選び方・買い方とは

エアコンは取付けも大変で家電のなかではかなり大きな買物だと思います。だからこそ、失敗をしたくない。そこでプロが教える賢いエアコンの選び方・買い方をご紹介いたします。

簡単にまとめるとだいたい以下のような内容になります。

  1. 取り付ける場所に合った能力をもつエアコンを選ぶ
  2. よく使う場所では省エネに配慮されたエアコンがお得
  3. たくさんの機能をもつエアコンは値段が高め、本当に必要か考えよう
  4. 室内機・室外機の位置もきちんと考慮しよう
  5. どこから買うのかも考えよう

取り付ける場所に合った能力をもつエアコンを選ぶ

エアコンを取り付ける部屋に対して適切な能力のエアコンを選ぶことがなによりも重要です。パワー不足のエアコンでは全然部屋が冷えなかったり、暖かくならなかったりします。

それではどのようにして適切な能力のエアコンを選べば良いのでしょうか。メーカーのカタログなどをみたときに、まずチェックすべきところは、「畳数の目安」「能力」の項目です。

畳数の目安

暖房 8~10畳
冷房 8~12畳

上記のように書かれています。これがどういう意味かというと、「暖房では8~10畳、冷房では8~12畳の部屋に適している」という意味ではないので注意してください。

これは「暖房の場合は、木造なら8畳、鉄筋なら10畳。冷房の場合は、木造なら8畳、鉄筋なら12畳」という意味なのです。木造と比べて、鉄筋住宅のほうが密閉率がよいため効きがよいのですね。

これを勘違いしてしまうと、木造の10畳や12畳でこのエアコンを買ってしまうと、能力が足りないということになってしまうので注意です。

能力(kw)

「畳数の目安」のよこくらいに「○○(○○~○○)」という表記で書かれているのが「能力」です。この数値が大きいほど、能力が高いため広い部屋に対応できます

また( )のなかの数値は、変更できる能力の幅であり、この最小値が小さいほど、きめ細やかな運転ができるエアコンということになります。

取り付ける場所も確認しておこう

上記のエアコンの能力だけでなく、取り付ける場所でも考慮するべき内容があります。

  • 建物の種類(木造or鉄筋)
  • 建物の断熱性
  • 部屋の向き・日当たり
  • 窓の大きさ

このような内容でも求められるエアコンの能力が変わるため、それも考慮にいれる必要があります。しかし、このあたりは素人では判断が難しいので、できればプロに相談するのが確実だと思います。

大切なことは「畳数の目安」や「能力」をしっかりとみて、なおかつ取り付ける場所のことも考慮することです。値段だけをみて、安いものを買っても、能力のたりないエアコンではなんの意味もありません。

よく使う場所では省エネに配慮されたエアコンがお得

これもよく聞く話だとは思いますが、最近のエアコンは一昔のものに比べると消費電力が少なくなっており、省エネに配慮されたものが多いです。環境によいのはもちろんですが、電気代をかなり安く抑えることができるため、家計にとってもとてもよいものなんです。では、エアコンのカタログのどのようなところをチェックすればよいのでしょうか。

省エネ達成率

カタログに載っていますが、省エネ基準をどのくらいクリアしているのかをパーセント表記で示してくれています。数値が大きいほど、省エネ=電気代が安く済むといえます。

冷暖房平均COP

ちょっと難しい言葉ですが、「消費電力1kwあたりの冷房・暖房能力(kw)を表した数値」です。これが高いほどエネルギー効率がよく省エネの機種といえます。

じつは省エネ達成率よりもこちらの項目のほうが重要なのです。というのは達成率は、あくまでも目標に対しての達成率のため、ちょっとぶれることがあるのです。それに対してCOPのほうは1kwあたりの能力を表しているので、それほどぶれずに数値が出せるのです。とはいえ、両方の数値を参考にするのがいちばんです。

どれくらい電気代が安くなるのか

標準のエアコンと比べて省エネタイプや準省エネタイプのエアコンがどれくらい安くなるのかということですが、だいたい省エネタイプで年間20,000円、準省エネタイプで年間10,000円ほど安くなります。数年使い続けるということであれば、たしょう値段が高くても省エネタイプのエアコンのほうが長い目でみればお得ということもよくあるのでよく考えましょう。

たくさんの機能をもつエアコンは値段が高め、本当に必要か考えよう

最近のエアコンは、いろいろな機能がついているものが多いです。しかし、その分値段が高いものも多いですね。本当に必要な機能だけのエアコンを選べば、当然エアコンの値段は安くすみます。とはいえ、本当に便利な機能も増えてきたので、ここでは色々な機能を紹介してみようと思います。

冷暖房・基本性能

快適な室温維持に必要な機能はいくつかありますが、温度制御のプログラムやセンサーが搭載されているのは標準機能といえます。チェックポイントとしては

  •  運転モード
  •  気流の工夫
  •  ルーバースィングの範囲や角度
  •  温度設定の細かさ
  • センサー性能
  • タイマー機能

などが、どの程度細かく配慮されているかをチェックしましょう。このあたりは普段の使い勝手にもよりますが、あまりけちらなくてもよいのではないかと思います。

除湿機能

最近の主流は「再熱除湿」という除湿方式です。通常は湿度を下げると室温も下がってしまうのですが、再熱器で暖めた空気をミックスすることで、温度を下げずに湿度を下げてくれる機能です。また「洗濯乾燥モード・結露防止モード」など除湿のモードも複数設定されていますので、必要or不要をチェックしましょう。このあたりも重要視する人は比較的多い機能ですね。

除菌機能

各メーカー除菌に対しては、プラズマ除菌・除菌イオン・光触媒・ナノチタン・UV照射など、何らかの対応をしていますが「どれが優れている」とは、一概にはいえません。また、人によって、効果があったという人と効果がわからないという人と別れる機能でもあります。それぞれの特徴をカタログなどで確認し、自分が一番「納得」する方式を選ぶのが一番かと思います。これについては、不要だと考える人も多いようです。

最新機能について

日進月歩の家電機能。そのため、毎年新しい機能が発売されます。以下に最近のトレンド機能をピックアップします。

  • 換気機能(排気換気・給排気換気・給排気同時換気)
  • 空気清浄機能
  • 酸素機能
  • セルフクリーン機能  など

あると便利な機能も多いですが、このあたりの昨日は基本的に値段と相談することになりそうです。エアコンは大きな買物になるので、値段だけを重視しても失敗することがあるので、よく考えるようにしましょう。不安なら私たちのような専門家に相談いただいてもよいと思います。

室内機・室外機の取付け環境もきちんと考慮しよう

これはエアコンは基本的に取付け工事が必要になりますので、きちんと取付け場所に取り付けられるエアコンを購入しないと工事で大変なことになってしまい、取付け工事の値段がかさみ高くついてしまうということが起こりかねません。以下のような項目に注意しましょう。

  • 室内機の取付スペースにおさまるエアコンを購入する
  • 室内機の下地補強が必要がどうかを確認する
  • 電源・コンセントが使用可能か確認する
  • 室外機がきちんと設置できるかどうかを確認する(配管の長さや最大高低差などに注意)

工事業者いちどご相談を

我々のような工事業者に相談していただくというのもよい解決方法です。取付け場所の相談などをいただければ、それにあったエアコンを選ぶお手伝いなどもする業者もありますし、事前に調査できていれば安心してエアコンを選ぶことができますので、いちどご検討ください。

エアコンをどこから買うのかも考えよう

エアコンを買うのは電気屋と思うかもしれませんが、最近ではじつは他にもネットオークションやリサイクルショップなど、いろいろな購入経路があります。これをうまく活用することで安くエアコンを手に入れることもできるのですが、注意点もありますので、そのあたりを紹介させていただきます。

電気屋さんでエアコンを買うメリットは商品の信頼性と手厚い保証

まずはいちばんオーソドックスな方法です。ヤマダ電気やヨドバシカメラなどの電気屋で買う場合は、なによりも新品のためおかしなエアコンを購入してしまうことはありませんし、手厚い保証をつけることもできます。その分購入の金額は他の方法に比べるとやや高いですが、いちばん安心できる買い方といえるかもしれません。

1点だけ注意点をあげると、電気屋さんで購入すると取付け工事の業者もいっしょに紹介してくれることが多いですが、大半は下請けのため工事料金は高くなりがちです。そのため、お得に取付工事をするには、工事だけは自分で信頼できる業者を探してみるとよいかもしれません。

リサイクルショップや中古の電気屋は安いが状態をよく調べること

リサイクルショップや中古専門の電気屋などでは、中古のエアコンを安く購入することができます。しかし、安い分だけ落とし穴があることもあるため、注意が必要です。

同じ中古でもきちんと手入れされている状態のエアコンと取り外してそのままのエアコンとでは全然状態の善し悪しが違います。状態の悪いものでは、エアコンの内部が掃除されていない状態のまま売られていたり、部品が欠けていたりします。このようなエアコンは取付のときに追加料金が発生する原因になったり、充分に動いてくれなかったりとよいことはありません。返品や保証なども電気屋で新品を買うのと比べると、雲泥の差のため、トラブルが起きてしまうと大変です。

そのため、リサイクルショップや中古の電気屋では、店員さんにエアコンの状態がどんなものか必ず確認するようにしましょう。そこできちんと答えられない場合は、あまりよい店ではないかもしれません。購入してから気づいても後の祭りのため、しっかりと注意するようにしましょう。

ネットオークションは最安値。でもトラブルも多し

近年ではネットオークションで安価なエアコンを手に入れることもできます。しかし、状態の多いエアコンを買ってしまう可能性がいちばん高いのもネットオークションです。

ネット越しでの確認になるため、エアコンの状態をよく知ることはできませんし、なによりも状態の善し悪しは関係なしで、とにかく売れればよいというような悪質な人も多いです。また、買ってしまってからの返品はほぼ不可能です。ゴミのようなエアコンをお金を出して購入してしまう危険性もあるため注意しなければいけません。取付工事のときに部品がなかったりしてトラブルになるのも圧倒的にネットオークションのものが多いです。

ひじょうに安値でエアコンを購入することはできますが、そのぶんトラブルに巻き込まれる可能性も高いということを理解したうえで活用していただければと思います。

取付工事の業者に相談してエアコンを調達してもらうのも一つの手段です

意外と知られていないのですが、取付工事などを請けおっている工事業者に相談していただくと、エアコンの調達もしてくれることがあります。弊社、平成工業では相談いただけると喜んでエアコンの調達もさせていただいております。

これは業者によるので、してくれない工事業者もあるとは思いますが、プロの目で取付け場所にあったエアコンを選ぶことができますので、じつはかなりオススメできる方法です。また、予算に合わせて新品のエアコン、最新型のエアコン、中古のエアコンや型落ちのエアコンなども調達することが可能なことが多いです。

信頼できる工事業者だなと思ったらエアコンの調達も任せてみてはいかがでしょうか。よい結果になることが多いかと思います。


エアコンの選び方や買い方に関してのいろいろな知識を紹介しましたが、エアコンを購入する際に参考にしていただければ嬉しいです。こんごとも平成工業をよろしくお願いいたします。

関連記事

  1. エアコン工事業者を選ぶときに気をつけるとよいこと

  2. エアコン取り付け工事にはどれくらい時間がかかるのかお教えしま…

  3. 家電量販店などで工事費込みのエアコンを購入する場合のメリット…

  4. エアコン取付け工事で追加料金が発生する項目や相場をお答えしま…

  5. エアコンを購入するときに工事費別にして自分で工事業者を探すメ…

  6. 取付け・取外し・移設など、エアコン工事の前に確認しておくべき…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。